ケニア旅行記

遠いところに旅行に行くのもなかなチャンスがないと思い、えいっと海外旅行に行ってきました。
前回の台湾に続いて、二回目の海外です。
航空機のチケットは6月ごろに購入し、現地のサファリツアーは9月ごろに申し込みました。
最初に移動に関することと、費用をまとめておきます。

〇行きのフライトスケジュールと運賃

東京 Tokyo (HND) Tue, Oct 2, 2018 05:55
↓Airline: Peach Aviation
台湾・台北 Taipei (TPE) Tue, Oct 2, 2018 08:25
      Tue, Oct 2, 2018 10:45
↓Airline: Cebu Pacific
フィリピン・マニラManila (MNL) Tue, Oct 2, 2018 13:25
       Tue, Oct 2, 2018 16:45
↓Airline: Cebu Pacific
UAE・ドバイDubai (DXB) Tue, Oct 2, 2018 21:40
       Wed, Oct 3, 2018 02:20
↓Airline: Kenya Airways
ケニア・ナイロビNairobi (NBO) Wed, Oct 3, 2018 06:25

手配 Kiwi.com

合計 70,811円 移動にかかった時間31時間半(25時間半+時差6時間)

〇帰りのフライトスケジュールと運賃
全部エティハド航空
2018/10/08 14:10 ジョモ・ケニヤッタ国際空港発
2018/10/08  20:20 アブダビ空港着
2018/10/08  21:50 アブダビ空港発
2018/10/09  10:05 香港国際空港
2018/10/09  11:25 香港国際空港
2018/10/09  15:10 那覇空港

手配 H.I.S

合計10,7190円 移動にかかった時間19時間 (25時間ー時差6時間)

〇利用した現地ツアー(5泊6日 4泊分のホテル、食事、水を含む)
Kenya Safari Adventures
https://www.facebook.com/kenyasafariadventurers/
最高の経験ができました!希望すれば通訳付きもあります。

合計約100,000円

〇その他 お土産代、チップ、ツアー参加前後の食費・宿泊費
合計約30,000円

全部で30万円くらいの出費でした!
荷物はザック一つ(機内持ち込みのみ)で一眼レフや三脚を持っていきました。そのため着替えは1回分のみ。


ではここから行動記録や感想など。
10月2日
出発は10月2日でしたが、10月1日には台風の影響で欠航もあったのでひやひやでした。ここで出発できなかったら、30万近くがパーになります。
1日の夜には羽田空港に行き、出発まで6時間ほど待ちます。どっかで寝っ転がれるかなと思いましたが、意外と人が多く寝られるような場所はなかったです。
無事に羽田を出発し、台北へ。乗換までの20分くらいで朝食を食べます。

メニューがよくわからなかったのですが、漢字の様子と直感で注文。運よくおかゆみたいなものが出てきたので、良かったです。でも量がすごかった、ラーメンのドンブリにおかゆが入っている感じ。

ちらっと空港内の遊具をみました。台湾旅行の時にもみましたが、やはり遊具の下にはちゃんと柔らかいマット(タータンみたいなやつ)がしいてあります。

それぞれの航空便で機内食に関してはあるんだかないんだかわからなかったので、サンドイッチとかを持ち込んだら、機内食が出てきたなんてこともありました。もったいないので、全部食べました。事前にチェックできると安心なのですが、そこまでのリサーチ力はなかったです。思ったのは結構機内食出てくるんだなーって思った。

さあ続いてフィリピン・マニラへ。暑いかなって思ったけど、せいぜい日本の夏ぐらいでした。そんなに暑くなかった日なのかな?

空港に大統領の像がありました。

そしてセブンイレブンを発見した!




ドバイに到着。空港内が豪華!きれい!でした。前後の空港がマニラとナイロビなので、差が際立つw ロレックスの時計がかっこよかったです。王族?と思われる白い服の人達がたまにおります。写真撮ろうとしたらとめられました。
手荷物検査でなにかひっかかったらしく?白い紙で荷物や身体をペタペタされました。
あとで調べると火薬などについて調べる紙のようです。通過できるかなと、ドキドキしました。

変な寿司屋がありました。

10月3日
いよいよナイロビへ出発!と思ったら、搭乗が始まらない、機内に入っても40分くらい飛行機が全然飛ばない。アナウンスもわからない。現地ツアーと合流しないといけないので、時間の遅れがとてもハラハラ。

ナイロビ着は1時間ほど遅れたでしょうか。良かった、迎えの人がちゃんと待ってくれていました。空港では自動小銃をもった人が警備していました。軍の人かと思ったけど、あとで聞いたら警官らしいです。他にも街の銀行などに同じく自動小銃をもった方が警備していました。
日本との違いを感じます。


ツアーに合流すべく空港から移動します。道路はきれいに舗装されておりましたが、歩道は舗装されておらずでした。歩いている人はちらほらととぎれることなく見かけました。徒歩圏内がとても広いようで、こんなところに人がというところでもけっこう人が歩いています。
また外に出ている人が多いように思いました。土の色も日本とは違うなーと思った。

スラム街なども車から見かけます。格差もそれなりにありそうです。




途中でツアーの皆さんと合流しました。ガイドのスタンリーさん、参加者のアメリカ人のブロドリック(消防士)、ビクトリア、ザック(写真関係)、ニュージーランド人のカイ(美容関係)、クリスティーン(校長先生)、ケニア人のドルフィン(環境保護関係)などにメンバーに合いました。()内は後で聞いた職業です。
みなさんフレンドリーで英語が少ししか話せない僕にも、何かと声をかけてくれたり、誘ってくれたりしました。もっと英語が話せていたらもっと楽しかっただろうなって思います。ただ逆に英語力が低かったおかげで、みんなの親切さを感じられたところもあると思います。聞き取りが難しいことを、易しい英語に置き換えてゆっくり話してくれたりしました。
ハイスピードで展開される日常会話についていくのは難しかったですが、せっかく出会った仲間なので、一生懸命聞き話すことを心がけました。
日本語をほとんど話すことのなかった一週間はとても貴重な経験でした。

最初の目的地マサイマラ公園には6時間ほどの移動が必要でした。最初は舗装がありましたが、後半は凸凹道が続きました。長い移動に腰痛にならないかと心配していましたが、車の揺れが大きすぎて、かえって腰がほぐされましたw
ちなみに街を走る車の95%ぐらいは日本車です。日本車への信頼感を感じました。日本人であることに誇りを感じ、また日本人の評判を落とさないように行動しようと思いました。
途中の休憩場所で焼きトウモロコシを買ってみましたが、(´Д`)な味でした。普段世界一のトウモロコシを食べているので、ギャップがすごかったなー。
そしていきなりお土産に10$ぐらいのポスターを購入。

また休憩所からはアフリカ大地溝帯(African Rift Valley)の様子を見ることができました。地理に出てくるような地形を見れたことも収穫でした。伊那谷に様子が似ていました。
車窓から見える景色がどれも珍しく夢中でシャッターを切りました。
え、あんなところに牛が!川は泥水っぽいな!建物の形違うな!小学校かな!?と。道には沢山の人が歩いたり、座ったりして、人が途切れないです。














ちなみに、道を走っている時の追い越しっぷりが半端なくてビビりました。







さあ宿泊施設に到着です。マサイマラ公園の園外にあります。テントとコンクリートの壁のあるシャワーとトイレがある宿泊施設です。










部屋に荷物を置いて、早速夕方のサファリーツアーにでかけます。





初日は2時間ほどのツアーだったと思いますが、サファリに来たんだなーって感じました。
夕食前にシャワー。お湯が出るのにしばらくかかり、サビっぽい臭いがしました。一番に使わない方がいいかもって思ったwシャワーと同時にボディソープで服を洗い、しぼって干します。
夕飯はビュッフェ形式でした。チキンが美味しかったです。ライスやパンは(´Д`)な味だったかなー。やはり日本の米はうまいなー。料理に関して、あまりおいしいものはなかったですが、キャベツやニンジンがとても美味しく、苦み一切なしの甘い甘い野菜でした。これなら嫌いになる人いないねってくらいだった。標高が高いからでしょうか。

10月4日
一日サファリツアーでした。
ライオン、ひょう、チーター、ぞう、サイ、バッファロー、ヌー、キリン、シマウマ、ワニ、カバ…
たくさんの生き物を見ることができました。
一番感じたことはこういった生き物が暮らすためには広大な大地が必要だということだ。
動物が沢山いたが、それを支えるために膨大な草を提供する大地が必要なのだ。
ガイドさんが無線を駆使し、できる限りのサービスをしてくれたと感じた。
ヌーの川渡りを見れたことはとても恵まれたことだとあとで知った。
安全そうなところで車を降りて写真撮影をしたり、ピクニックランチを食べたことも良い思い出だ。
様々な動物や場面を見れたことでチーム内の雰囲気はとても良い。














































夜はビール(TUSKER)を飲んだ。それ以外に、サファリの樹木の実から作ったお酒(キリンも好きな実だとか。名前は失念。)も飲んだ。翌日の頭痛はこれが原因だろうか…w

マサイ族の人が宿泊施設内で火を焚いている。
話しかけると、どんなに遠くても歩いていくことや、生活の中で地球を感じていること、そして生への満足感や充実感が感じられた気がする。

夜は宿泊地で星空の写真を撮った。赤道直下の星空は普段と少し違う。


アフリカの星空を撮れたことがうれしい。写真撮影のためうろうろしていると「テントに入れ、危ない」と言われた。夜は危険な動物が侵入してくることもあるようだ。遠くで犬が吠えている、やはり危険な動物がいるようだ。
夜は夜で緊張感がある。
今夜はルームメイトがいた。韓国人の方だった。スケジュールが違うのでこの日は挨拶をしたぐらいで接点はなかったが後日色々をお話する機会があった。

10月5日
午前中はマサイ族の方の集落を訪問。写真撮影OKな場所だ。他の場面でマサイ族の方々の写真を撮るのはNGのようだ。



電気もガスも水道もない、昔ながらの生活を行っている。
とは言えその生活を観光客に公開し、外貨を得て薬や食料を購入するようなことを言っていた。

マイ切り式の火おこしを見せてもらい、体験した。手だけでつけることは困難に思えたが、ケニアが乾燥していることもあって3分ほどで着火した。はやい!

古タイヤを使ったサンダルを見せてもらった。とっても丈夫なようだ。

家の中にも入れてもらった。土をこねて作った家だ。窓がとても小さい採光や煙を抜くために窓が必要だが、蚊や砂の侵入を防止するため小さくしてあるようだ。




大人になるための通過儀礼も聞いた。
16、18、19歳の時にライオンを戦う。15人対1頭で戦うようだ。
当然ものすごく危険だそうだ。そして20歳から3年間村をでてサファリで暮らす。
それを乗り越えると成人として牧畜などを担当するようだ。
これは大変だ!
(なおつたない英語でのやりとりなので、違うこともあるかも)

子供達は幸せそうに遊んでいる。小学生ぐらいの子供は学校に行くようだ(女子はいけない?女子に関しては人権に関する問題を抱えているいようだ。)。
一緒に写真を撮ってもらったり、歌を聞かせてもらったりした。


写真を撮るときに体が近づくが、臭いにおいはまったくない。土の匂いがするだけ。
乾燥ってすごいなと思う。匂わない。自分の体も汗をかかない(かいてても服が濡れない?)ので、臭くならないのを感じた。また半乾きの服も1時間も着ていると乾いてしまうので、服が2セットしかなくても困らなかった。

ここでマサイマラとは離れる。そして今までの仲間ともさよなら。
最高のガイド、最高のメンバーだったと思う!

さびしく感じた。新しいツアーのメンバーと合流するが、前のメンバーのことをちょっと引きずってしまった。
4000円くらいで絵を買う。旅の勢いってすごいわw
ナイバシャ湖をボートで回った。カバがいた。そして危険な湖で釣りをする人達も沢山。



すごいなぁ。湖畔には人工的な建物もあるものの、桟橋から離れて湖の奥に行くと湖の周りでシマウマやキリンが草を食べている。自然が近い!





新しいメンバーはイギリス人と中国人のカップル、カナダ人2、エストニア人2だ。
こちらは結成2,3日目のグループなので、アウェイ感がひときわあった。一人参加がだれもいないしね。
それでも声をかけてくれたり、気にかけたり、会話をふってくれる人がいたので有難かった。
この日からは別の宿舎になり、ホテルと言っていいような場所だ。シャワーとトイレが一体化していること以外はとても過ごしやすい。僕の場合シャワーしながら洗濯をするので、トイレと一緒だと余計に抵抗があった。

夕食後はバーに行くことを誘われた。

音楽がガンガン流れている中で、酔っ払いの会話をヒアリングすることは激むずだったが、楽しむことができた。それぞれの国の休暇事情なんかも聴いた。中国は1週間ほどの休みだったようだが、カナダは2週間(4週間だったか?)とかなり長期間お休みをとれるようでうらやましい感じだった。

10月6日





今日はナクル湖の周りでゲームツアー。

乾燥している時は火事の危険があるようだ。





フラミンゴで有名な湖のよう、遠くにフラミンゴの群れが見えたw
最後は滝のようなところに到達した。


公園の出口のところで草刈りをしている人がいた。声をかけて草の刈り方を教えてもらった。













ツアーの皆さんと離れて、一人ホテルへ。久々に飲んだコーラがたまらなく美味しい。
きれいで素敵なホテルだった。シャワーとトイレが一緒なこと以外は問題ないw


午後はナイバシャの街を1人で散策。ツアー外の行動だが、アフリカに住んでいる人達の様子や生活が知りたかったのでちょうどよい機会だった。多分地方の大きな町という規模だと思う。街中には多くの店があった。コンクリート作りの店もあれば、屋台の店もある。
店の前には店番の人達や子供達がいて、通りすがると声をかけてくれる。視線があうと「Hello!」「ジャンボ!」と声をかけあう。僕も積極的に挨拶をしていった。「チャイニーズ?」と聞かれることもあったので、「ノー、ジャパニーズ」と訂正が必要だった。
小学生くらいの子でも英語を話せる。学校で習うようだ。小学生ぐらいと僕の英語力は丁度よいようで、簡単な英語でやり取りができた。写真撮影にも応じてくれた。
子供達にとっても貴重な経験だったと思う。てか通りがかりのフレンドリーな片言の外国人とか、子供達にとってはよいオモチャだったであろう。




























ちなみにケニアには、好かれてはいなさそうだけど中国企業(建設会社)などが多数進出しているようだ。テレビなども中国製が多かった。スマホは韓国製が多い。車は圧倒的に日本車。日本車以外はないと言ってよいくらい。
日本ももっと様々な分野でアフリカに出ていくべきだなーって思った。経済的進出度にともない政治的な影響力もでてくる。国連とかのアフリカ票も大事だ。
そんなことを考えつつ、目の前の出会いも大事にした。
子供達は店の前や舗装のない路地で遊んでいる。路地裏には舗装された道路もおもちゃもないが、みんな幸せそうというか、子供達がしっかりと子供をしていることが感じられて良かった。
通りすがりの観光客の目線でしかないが、とても良い人々のいる土地だと思った。そして日本人の印象はよさそうだった。
中高生くらいの子たちに声をかけられたバラック小屋の中で何かやっているようだった。中に誘われた。大丈夫かな?と思ったけど、思い切って中に入ってみると、ボードゲームを行う場所だった。一番強い子と急遽対戦することになったw ルールを教えてもらう。勝負がはやくつくチェスみたいなゲームだった。サラッと勝てたらかっこよかったけど、ぼろ負けだったw

教会があったり、広場では(たぶん)キリスト教のイベントがあったりしていた。
ファンタオレンジを飲んだ。とても美味しい。
ショッピングセンターに入ってみる。入店するためにはセキュリティチェックを受ける必要があった。ここで現地の人(の中でお金がある方の人達だと思うが)が買うような紅茶やお菓子をお土産として買った。二階は冷蔵庫やテレビなどの家電も売っていた。価格は日本とそう変わらない感じがした。これを買える人は多くないと思った。
買い物袋はビニールではなく、有料の紙か布っぽい素材の袋だった。しかも20円くらいする。ゴミが街中にとても多いので、土に還る素材にしているのであろう。



ホテルまでの帰りはバイクタクシーを利用してみた。2kmぐらいで100円ぐらいだった。これは便利だー。
ホテル近くの高台から見るナイバシャの街とナイバシャ湖がとてもグッドでした。




10月7日
ナイバシャ国立公園に行きました。自転車でシマウマがいるような土地を駆け抜けます。これは気持ちいい。
道には岩石が露出しており、黒曜石などもゴロゴロしていた。アフリカの大地ってこんな感じなのかなーって思った。途中地熱発電の施設が遠くに見えた。




また公園の奥に幻想的な風景があった。アフリカの大地は固いようで、雨季に川が流れることで綺麗に掘れている。縞々模様が美しい。







こうした美しい壁に落書きがある。残念な出来事だ。英語圏の人間は落書きする習性があるんだろうか。

途中の岩壁で行っていたクライミングもやらせてもらった。アフリカでもクライミングをやる人がいるのだなーって思った。岩が固そうなので、クライミング向きの場所がけっこうありそう。



公園を案内したガイドの人にチップを渡し損ねた。別れ際そっけない顔をしていたが、別のドライバーさんから聞いて理由がわかった。
チップについては難しい。日本人で戸惑う人も多いのではないだろうか。
ドライバーさんからチップに関することを教えてもらった。「あなたが何かサービスを受けたら、そのたびにそのサービスに対するチップを払う」のが基本なようだ。
どこまでがツアー料金に含まれているのか良くわからないが、それとは別に全てのサービスに発生するようだ。特に僕の場合は英語があまり話せなかったり、写真撮影の希望が多かったので、多めに払うべきだったようだ。
チップの存在には様々な議論があるようだ。僕はチップには否定的だが、それは日本だからなのではないかと今は思う。日本は代金に対して、ベストの仕事を行う。それは島国なので評判が大事、リピーター獲得が大事だからというインセンティブがあるからだと思う。
人の出入りが激しい土地の仕事なんかはリピーターは期待できないから、その場のやりとりが全てなので、出来高に応じた支払が適しているのかもしれない。

ドライバーの人に、ガイドの人へ渡してもらいたいチップを託した。届いているといいが。

ナイロビまでの道のりはマサイマラで相部屋となった韓国人と一緒になった。
日本の車などが好きなようで、特に好きなスカイラインの話をしてくれたりした。

歳も同じぐらいで、素敵な青年(中年?)だった。

ナイロビのホテルは6000円くらいだったと思うが、とても良かった。
(どうやら輸入するようなものは日本と物価が同じぐらいで、現地で作っているものやサービスなどは日本に比べて低コストで良い待遇を受けられるようだ。)




ようやくトイレとシャワーが別になった。(*'ω'*)
ホテルに入るにはセキュリティチェックが必要で、入ってくる車も爆弾の検査をしていた。


街歩きはガイドブック的には危険となっており、公園などはもってのほかといった記述だったが、公園も含めて散策してみた。浮浪少年にお金をくれないかと声をかけられた以外は特に変わったことはなかった。越境強盗団などもいるようなので、運や時間帯にもよるのだろう。夜の外出はやめておいた。



写真は撮れなかったのだが日曜の夕方の街はかなりの混雑だった。地方からでてきている人もいるのだろう。地方行きのバスが発着しており、すさまじい喧騒と排ガスだった。
落ちているゴミも渋谷のハロウィンレベルだ。

朝も少し散歩した。大人の乞食だけではなく道路やちょっとした草地で寝ている少年がいたのが印象的だ。

日本ならすぐ保護されるだろうな。ナイバシャの街とナイロビの街が違いすぎたが、どちらもケニアの今なんだろう。20年後、30年後、ケニアはどんな国になっているだろうか。あのキラキラした子供達はまだいるのだろうか。マサイ族の人達の生活はどうなっているだろうか。

午前中はナイロビが一望できる場所によった。ケニアの中では先進的なビルディングが広がる。視線をちょっと下に向けると公園で乞食が多数横たわっている。




その後、キリン保護センターに行ってきた。キリンに餌をあげることができます。


自分の口に餌を加えていると、キリンとキスすることができますw
















センター内には環境保護に関する掲示物があった。ゴミや排ガスについて危機感を感じている子供がいることに希望が見えた。美しいサファリや人々を残したまま、街を整備し、美しいケニアになっていってほしい。

午後の便でナイロビを出発します。とてもお世話になったメインのガイドであるスタンリーさんにもお別れをつげ、出発です。


ありがとう、ありがとう、ケニア
一生忘れない思い出ができました。

動画はこちら。