白馬岳山スキー

白馬大雪渓を通って、白馬岳にのぼってきました。

行くかどうかずいぶん迷った山行でした。
なので登っている間もなんで登りにきたんだろなんて反芻しながら登ることに。単独登山だったので、話相手もなく、ひたすら自分との会話。
いろいろ考えました。

4時半登り始め。
平日なので人影もなく、ポツンと雪渓を登っていました。
さみしいものですし、怖いものです。


幸い1時間ほどで下山してくる人2人、2時間後ぐらいには後ろから登ってくる人の影が三人ほど。
米粒ほどの存在でもグッと心強くなります。
別に知り合いでもなんでもないけど、それでも“人”がいることが心強く思う瞬間でした。


ひたすら登ること7時間(歩行6時間)。白馬岳山頂へ。
このころはもう登りの迷いもなく、さっぱりした気分でした。
海が見えました!日本海〜!北アルプス槍ヶ岳までバッチリ。
戸隠、妙高などもグッド!白馬村も見えます!

さあ下り。たった30分で雪渓の終わりまで下ってきてしまいました。
5時間分の登りが30分で下れてしまいます 笑

ここが1番急なとこだったかな。

パクっと雪のさけめが口をあけているので、そこは注意です。
調子の乗って滑っているとパクっと食べられて落ちるので、注意しつつ。場所は登るときにだいたい把握しています。これは幅2m、横は8mくらいでしょうか。




遅い春が来ています。


こういう工事の看板って、白地の鉄板に赤色とかでいろいろ書いてあるけど、木目に青字でかかれているので、ずいぶん景観にやさしい感じです。いい工夫だなぁ。