震災ボランティア9〜10月まとめ その5

9月27日

早朝、石巻市大川小学校に行ってきました。
こちらは釜石の奇跡とは対照的に、ここは教育現場における被害としては甚大な場所であった。
まずは3月11日の状況の記事を紹介します。
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/archive/news/2011/06/04/20110604k0000m040142000c.html
どうしても現場が見たくて頑張って早朝現場を見てみた。

まずは被害にあった子どもたちに祈ります。

保護者の方と思われる方がいらっしゃっていました。

そして裏山を見ている。

これは雪があっても登れるところはあった。
山を遠回りしても避難できる場所はあった。

なんで裏山があるのに子どもたちが被害にあったのかと思う親御さんの気持ちがよくわかる。

結果論と言われても、やはりこの状況は悔しい。

悔しい、悔しい。グランドに30分だよ、、。

子どもの受け渡しに時間がかかったり、方向性が決まらなかったりと、優柔不断で柔軟性が乏しかったことは感じられる。決断をする者がいなかった、落ち着いて行動すればいいという妙なマニュアル人間、事なかれ主義…。学校の抱える負の部分がみえていると思う。

言える、結果がでてからなら言える。

じゃああんなに大きな津波が来るかどうかよくわからないときに、自分がそこにいたら何をしていた?何ができた?どういう判断をした?

わからない、わからないけどもどかしい。

このもどかしさ、悔しさは消えない。





急いで南三陸に向かい再びボランティア開始。これから被災地の方が仕事で使う場所のガレキ撤去と草刈り。

夜は日本各地で活躍するミュージシャンの方が立ち寄ってくれたので、街中を案内させてもらいました。