震災ボランティア9〜10月まとめ その6

9月28日
仲間が最寄の駅に到着(最寄といってもけっこう遠いのだが)。
駅の近くでヒッチハイクしているおばさんを発見したので乗せてあげた。
三陸に親がいるらしくお世話するために何度か足を運んでいるらしいが、移動の手段が毎回ヒッチハイク。すごいっす!
まあバスは本数がかなり少ないし、タクシーは高いし、しかたないのかもしれない。

作業開始。
瓦礫の仕分けをしました。
作業ははてしないですが、やればやっただけキレイにはなるもの。

土地の主の方がお礼に飲み物をもってきてくださいました。
そして津波の時のお話を聞くことができました。
息子さんと一緒に家ごとながされて、沖合まででてしまった。
津波から船で避難していた親戚が偶然通りかかり、救助されたそうです。
息子さんは別の場所で昔の同級生の船に救助されたようです。
なにか人の“運”“縁”“運命”みたいなものを感じました。

夕方は街中を案内しました。

三陸は星空がきれいです。街中には灯りがないので真っ暗です。
悲しいほどきれいです。

9月29日
今日の作業は貝やワカメを養殖する仕掛けを固定するためのアンカーをつかりました。
漁師さんたちと一緒に土嚢にひたすら砂利を詰めて行きます。
ただひたすら。
途中、下ネタで盛り上がりました。下ネタは県境や生活空間を越える!?w
いや〜、いい汗かきました。
この日は海で遺体があがったようです。現場に立ち会った漁師さんのお話を聞きました。

観光名所も行ってきましたが、薄暗かったので怖いかんじでした。

夜は飲み会。ガールズトークにユウコとして混ぜてもらいました。楽しい☆


9月30日
朝日を見に行ったのは…今日だったと思うw

そして10日間に渡って生活を支えてくれたテントを撤収。
10日もするとなんかこのまま暮らして行けそうな気分になってたw

今日はホタテを養殖するための仕掛けづくり。
ロープに針をひたすら刺していくという超単調な作業。精神的にくるよってうわさは聞いてましたけど、話しながらできるんで楽しかったですよ。
針刺し、早くなりましたよ。地区の運動会とかで針刺し競争やったら楽しそうですねって提案してみたw


帰り道はかなり冠水していました。丁度満潮の時間なのだと思います。しかしここは町の主要道路、ここを通らないとどうしようもありません。


ガソリンスタンドは屋根もないところで営業しておりました。たくましいです。電卓で料金を計算して、手書きの領収書を発行していました。たくましいです。

車も頑張ってくれました。10日間で3000kmぐらいは走ってくれていると思います。
ありがとう。

帰路へ。なかなか眠くて大変でしたけど、途中で仲間をおろして8時間後には実家に到着。
疲れた。

これで休みを利用しての10日間のボランティア活動も終了し……

ん!?

あれっ!

日記のタイトル間違えたかも10月に入る前にボランティア終わっているじゃん(笑)